专利摘要:
本発明の種々の実施例はフライングハイトの変化を特定するためのシステム及び方法を提供する。例えば、本発明の種々の実施例はサーボデータをそこに有する記憶媒体を含む記憶デバイスを提供する。読取り/書込みヘッドアセンブリは記憶媒体に相対して配置される。サーボ系フライングハイト調整回路は読取り/書込みヘッドアセンブリを介してサーボデータを受信し、受信データに基づいて第1の高調波比を計算し、第1の高調波比を第2の高調波比と比較して読取り/書込みヘッドアセンブリと記憶媒体の間の距離における誤差を決定する。
公开号:JP2011507137A
申请号:JP2010538009
申请日:2008-10-27
公开日:2011-03-03
发明作者:アナンべデュ,ヴィシュワナス;グランドヴィグ,ジェフリー,ピー.;ソング,ホングウェイ;マシュー,ジョージ;リー,ユアン,シン
申请人:エルエスアイ コーポレーション;
IPC主号:G11B21-21
专利说明:

[0001] 本願は米国特許出願第61/013658号(non-provisional)、発明の名称「A Resynchronization Approach for Harmonic Estimation Using Half-Rate Preamble」、出願日2007年12月14日、発明者Mathewその他、の優先権を主張するものである。前記の出願の全体が全ての目的のために参照としてここに取り込まれる。]
[0002] 本発明は記憶媒体にアクセスするシステム及び方法に関し、より詳細には、記憶媒体に対する読取り/書込みヘッドアセンブリの位置を特定するためのシステム及び方法に関する。]
背景技術

[0003] 情報を磁気記憶媒体に書き込む工程は、書き込まれる記憶媒体のすぐ近くに磁界を生成することを含む。これは当技術で周知の読取り/書込みヘッドアセンブリを用いてなされ、磁気記憶媒体に対して読取り/書込みヘッドアセンブリを適切に位置決めすることに大きく依存する。読取り/書込みヘッドアセンブリと記憶媒体の間の距離は通常フライングハイト(fly-height)といわれる。フライングハイトの適切な制御は、リードバック信号が最良の可能な信号対ノイズ比を呈してそれにより性能を向上するのを保障することを補助する。通常の実施では、フライングハイトは非動作期間中の高調波測定値に基づいて決定される。そのようなアプローチは、高調波が測定される周期パターンを書き込むために磁気記憶媒体上の空き又は専用領域を用いる。そのアプローチはフライングハイトの合理的な静的推定値を与えるが、標準動作期間中に起こるフライングハイトの何らかの変化の表示を与えるものではない。このように、そのアプローチはディスクの動作中に起こる変化に適用する能力を備えていない。他のアプローチはチャネルビット濃度(CBD)推定を用いてフライングハイトを決定する。このアプローチは逆畳込みアプローチによって種々のADCサンプルからCBDを推定することに依存する。これはチャネルインパルス応答の相関長を切り詰め、ディパルス(ビット)応答によるチャネルインパルス応答を近似することに基づく。逆畳込みはマトリクス反転を必要とし、マトリクスサイズが増加するにつれてマトリクス反転を実施するのが非常に難しくなり、それはチャネル相関の切り詰め長さが緩和されるとそうなる。それはブロック毎に作用するので、このアプローチを用いて連続的な態様でCBD変動を得るのも難しい。さらに他のアプローチはフライングハイトを推測するために利用可能なAGC信号を用いる。そのようなアプローチは通常動作期間中にフライングハイトを連続的に監視することができるが、アプローチの精度は信号/回路におけるPVT誘導による変動に起因して大幅に落ちる。より重要なこととして、前述のアプローチのいずれも通常書込み動作中のフライングハイトの監視及び制御を容易とするものではない。]
[0004] 従って、少なくとも前述の理由のために、当技術ではフライングハイトを決定するための高度なシステム及び方法へのニーズが存在する。]
課題を解決するための手段

[0005] 本発明は、記憶媒体にアクセスするためのシステム及び方法に関し、より具体的には、記憶媒体に対する読取り/書込みヘッドアセンブリの位置を決定するシステム及び方法に関する。]
[0006] 本発明の種々の実施例は記憶デバイスを提供する。そのような記憶デバイスはサーボデータをそこに有する記憶媒体を含む。読取り/書込みヘッドアセンブリは記憶媒体に対して配置される。サーボ系フライングハイト調整回路は読取り/書込みヘッドアセンブリを介してサーボデータを受信し、受信データに基づいて第1の高調波比を計算し、第1の高調波比を第2の高調波比と比較して読取り/書込みヘッドアセンブリと記憶媒体の間の距離における誤差を特定する。]
[0007] 前述の実施例のある例示では、サーボデータはプリアンブルパターンを含む。このような例示では、サーボ系フライングハイト調整回路は少なくともプリアンブルパターンに対応する第1のサンプルセット及びプリアンブルパターンに対応する第2のサンプルセットを受信する。第1の高調波比を計算することは、少なくとも第1のサンプルセット及び第2のサンプルセットを平均して平均サンプルセットを生成すること、平均サンプルセットに基づいて少なくとも2つの高調波を計算すること、及びこの2つの高調波の比を計算することを含む。ある場合では、平均サンプルセットに基づいて少なくとも2つの高調波を計算することは、離散フーリエ変換を実行することを含む。1以上の場合において、プリアンブルパターンは4Tプリアンブルパターン(即ち、ハーフレートプリアンブル)であり、平均サンプルセットは8個のサンプルを含む。このような場合では、2つの高調波のうちの一方は第1高調波であり、他方は第3高調波である。このような場合では、第1の高調波比を計算することは、第1高調波から第3高調波又は第3高調波から第1高調波のいずれかの比を計算することを含む。]
[0008] 幾つかの場合では、平均サンプルセットを生成するのに使用されるサンプルは記憶媒体の2以上の異なるセクタから導出される。前述の実施例の幾つかの例示では、サーボ系フライングハイト調整回路は、サンプリングクロックの位相を調整してサンプリングクロックを受信データストリームに同期させるデジタル位相ロックループ回路を含む。そのような場合では、平均サンプルセットを生成するのに使用されるサンプルの幾つかは、サンプリングクロックが入力データストリームに同期される前にサンプリングされたデータから引き出される。これは、データをサンプリングするのに元々使用されているサンプリングクロックと、同期されたサンプリングクロックとの間の位相差を用いてデータを補完することによってなされる。]
[0009] 本発明の他の実施例は、サーボデータに基づいて距離誤差を特定するための方法を提供する。そのような方法は、既知の位置に対応する第1の高調波比を提供すること、サーボデータを含む記憶媒体を提供すること、読取り/書込みヘッドアセンブリを用いて記憶媒体からサーボデータにアクセスすること、サーボデータに基づいて第2の高調波比を計算すること、及び距離誤差を決定するために第1の高調波比を第2の高調波比と比較することを含む。前述の実施例の幾つかの例示では、第1の高調波比は初期段階中に計算され、既知のフライングハイトに対応する。前述の実施例の幾つかの例示では、方法はさらに、読取り/書込みヘッドアセンブリから記憶媒体への距離を、距離誤差が減少するように調整することを含む。]
[0010] 前述の実施例の種々の例示において、サーボデータはプリアンブルパターンを含む。読取り/書込みヘッドアセンブリを用いて記憶媒体からサーボデータにアクセスすることは、少なくともプリアンブルパターンに対応する第1のサンプルセット及びプリアンブルパターンに対応する第2のサンプルセットが生成されるアナログ−デジタル変換を実行することを含む。第2の高調波比を計算することは、平均サンプルセットを生成するために少なくとも第1のサンプルセット及び第2のサンプルセットを平均すること、及び2つの高調波における比を計算することを含む。幾つかの場合では、平均されたサンプルセットに基づいて少なくとも2つの高調波を計算することは離散フーリエ変換を実行することを含む。種々の場合において、プリアンブルパターンは4Tプリアンブルパターンであり、平均されたサンプルセットは8個のサンプルを含む。少なくとも2つの高調波の1つは第1高調波であり、少なくとも2つの高調波のもう1つは第3高調波である。第2の高調波比を計算することは、第1高調波から第3高調波の比を計算すること又は第3高調波から第1高調波の比を計算することを含む。1以上の場合では、第1のサンプルセットは第1のセクタにおけるプリアンブルパターンから引き出され、第2のサンプルセットは第2のセクタにおけるプリアンブルパターンから引き出される。]
[0011] 前記実施例の幾つかの例示では、方法はさらに、サンプリングクロックをサーボデータに同期させることを含む。このような場合では、第1のサンプルセットは、サンプリングクロックが同期される前に受信されたサーボデータを補完することによって導かれ得る。このような場合では、第2のサンプルセットはサンプリングクロックを用いてサンプリングされたサーボデータから直接導かれ得る。]
[0012] 本発明のさらに他の実施例はサーボ系フライングハイト調整回路を提供する。そのような回路はプリアンブルパターンの第1の部分に対応する第1のサンプルセットを保持するメモリを含む。さらに、プリアンブルパターンの第2の部分に対応する第2のサンプルセットが取得される。第1のサンプルセットを第2のサンプルセットにほぼ等しい位相位置に補完するように動作可能な補完回路が含まれる。サンプル平均回路は少なくとも第1のサンプルセット及び第2のサンプルセットを受信し、平均計算を実行し、平均サンプルセットを提供する。離散フーリエ変換回路は平均サンプルセットを受信し、少なくとも1つの高調波を計算し、比較器がその少なくとも1つの高調波を以前に計算された高調波の値と比較して距離誤差を算出する。このような場合では、1つの高調波と以前に計算された高調波との比較は距離誤差を生成するために使用できる。或いは、2つの高調波が1つの高調波比に合成され、以前に特定された高調波比と比較されて距離誤差を特定することもできる。]
[0013] 前記実施例の幾つかの例示では、少なくとも1つの高調波は第1高調波であり、以前に計算された高調波の値は以前に計算された高調波比である。このような場合では、離散フーリエ変換回路はさらに第2の高調波を計算する。第1の高調波と第2の高調波の新たに計算される高調波比を計算するよう動作可能な高調波比計算機が含まれる。前述の第1の高調波は1つのゼロでない高調波(例えば、第1高調波、第3高調波等)であり、前述の第2の高調波はゼロでない他の高調波(例えば、第1高調波、第3高調波等)である。少なくとも1つの高調波を以前に計算された高調波の値と比較することは、新たに計算された高調波比を以前に計算された高調波比と比較することを含む。1以上の例示において、回路はさらに、サンプリングクロックをサーボデータに同期させるよう動作可能な位相ロックループ回路を含む。このような場合では、プリアンブルパターンに対応する第1のサンプルセットはサンプリングクロックが同期される前に取得され得る。]
[0014] この概要は発明の幾つかの実施例の一般的な概観を提供するものである。発明の他の多くの課題、特徴、有利な効果及び他の実施例は、以降の詳細な説明、添付の特許請求の範囲及び図面からより完全に明らかとなる。]
[0015] 本発明の種々の実施例の更なる理解が、明細書の残りの部分に記載される図面を参照して実現される。図面において、幾つかの図面を通じて同様の参照符号が類似の構成部材を指すのに用いられる。幾つかの例示では、小文字を構成する下付き文字は参照符号に対応付けられて複数の類似の構成部材の1つを示す。存在する下付き文字の特定なしに参照符号への参照がなされるときは、そのような複数の類似の構成部材全てを指すことが意図される。]
図面の簡単な説明

[0016] 図1はサーボデータを含む既存の記憶媒体を示す。
図2Aは本発明の1以上の実施例によるサーボ系フライングハイト制御回路を有する読取りチャネルを含む記憶デバイスである。
図2Aのディスクプラッタに相対して配置された図2Aの読取り/書込みヘッドアセンブリを示す。
図3は本発明の1以上の実施例によるサーボ系フライングハイト制御回路を含むデータ処理回路の一部を示す。
図4はサーボデータを用いるフライングハイト制御を提供するための本発明の種々の実施例による方法を示すフローチャートである。] 図1 図2A 図3 図4
実施例

[0017] 本発明は記憶媒体にアクセスするためのシステム及び方法に関し、より具体的には、記憶媒体に対して読取り/書込みヘッドアセンブリの位置を決定するためのシステム及び方法に関する。]
[0018] 本発明の種々の実施例は、記憶媒体に分散されたサーボデータから受信されたデータを用いてフライングハイト監視及び/又は調整する能力を提供する。前記実施例の幾つかの例示において、フライングハイト制御はサーボデータのプリアンブルフィールドに対応するサンプルに基づいて実行される。ある場合では、サンプリングクロックの位相及び周波数の調整が完了した後に受信されたプリアンブルフィールドのサンプルのみが使用される。このような場合では、処理は十分なサンプル数が受信される前に多数のセクタにわたって拡大する。前述の実施例の種々の例示では、サンプリングクロックの位相及び/又は周波数が完全に確立される前に受信されたサンプルがバッファに記憶される。位相及び周波数が確立されると、以前に記憶されたサンプルがフライングハイト制御の一部として補完及び使用される。そのようにすることによって、フライングハイト制御はより少ないセクタからのサーボデータを用いて達成できる。本発明の実施例の有利な効果の一部として、フライングハイト制御を実行するために設計された特別なパターンは不要である。これによって、記憶媒体で必要な制御情報が減り、それに伴い記憶媒体上の使用可能な記憶領域が増加することになる。さらに、このようなアプローチを用いると、フライングハイトの監視及び制御は記憶媒体への通常の読取り及び書込みアクセスと並列に行われ、その一方でフライングハイト制御を実行するのに使用される情報もそのような読取り及び書込み中にアクセスされることができる。ここに与えられる開示に基づいて、当業者であれば、本発明の異なる実施例の実現を通じて達成される種々の他の有利な効果を認識するはずである。]
[0019] 図1は破線で示した2つの例示トラック150、155を有する記憶媒体100を示す。トラックは書き込まれたサーボデータをウェッジ160、165内(ここで、これらのウェッジはサーボセクタ又はセクタという)に埋め込む。これらのウェッジは、記憶媒体100上の所望の位置にわたって読取り/書込みヘッドアセンブリの制御及び同期のために使用されるサーボデータパターン110を含む。特に、これらのウェッジは一般に、サーボアドレスマーク154(SAM)が続くプリアンブルパターン152を含む。サーボアドレスマーク154にグレーコード156が続き、グレーコード156にバースト情報158が続く。なお、2つのトラック及び2つのウェッジを図示するが、通常は多数のそれぞれが所与の記憶媒体に含まれる。またさらに、サーボデータセットはバースト情報の2以上のフィールドを含んでいてもよい。ある場合では、プリアンブルパターン152、サーボアドレスマーク154、グレーコード156及び/又はバースト情報158の1以上の間にスペーサが配置されてもよい。] 図1
[0020] 動作において、記憶媒体100からのデータは読取りチャネル回路(不図示)に直列ストリームとして提供される。読取りチャネル回路はプリアンブルパターン152を検出するように動作する。プリアンブルパターン152は特定の位相及び周波数を呈する。この位相及び周波数情報はサーボデータパターン110の残りの部分をサンプリングするのに使用されるサンプリングクロックを回復するのに使用される。特に、サーボアドレスマーク154が識別され、その位置がグレーコード156及びバースト情報158の位置を調節するのに使用される。]
[0021] 図2では、サーボセクタベースのフライングハイト制御回路214を含む記憶システム200が本発明の種々の実施例に従って示される。記憶システム200は、例えば、ハードディスクドライブである。さらに、記憶システム200はインターフェイスコントローラ220、前段増幅器212、ハードディスクコントローラ266、モータコントローラ268、スピンドルモータ272、ディスクプラッタ278、及び読取り/書込みヘッドアセンブリ276を含む。インターフェイスコントローラ220はディスクプラッタ278への/そこからのデータのアドレッシング及びタイミングを制御する。ディスクプラッタ278上のデータは読取り/書込みヘッドアセンブリ276によって、アセンブリがディスクプラッタ278上に適切に位置されると検出される磁気信号のグループからなる。通常の読取り/書込み動作では、読取り/書込みヘッドアセンブリ276はモータコントローラ268によってディスクプラッタ278の所望のデータトラック上に正確に配置される。モータコントローラ268は、ディスクプラッタ278に対して読取り/書込みヘッドアセンブリ276を位置決めするとともに、ハードディスクコントローラ266の誘導の下で読取り/書込みヘッドアセンブリをディスクプラッタ278の適切なデータトラックまで移動することによってスピンドルモータ272を駆動する。スピンドルモータ272はディスクプラッタ278を所定の回転速度(RPM)で回転させる。読取りチャネル回路210は前段増幅器212から情報を受信し、ディスクプラッタ278に元々書き込まれたデータを読取りデータ203として回復するようにデータ復号/検出処理を当技術で周知のように実行する。さらに、読取りチャネル回路210は書込みデータ201を受信し、それを当技術で周知のようにディスクプラッタ278に書込み可能な形式で前段増幅器212に提供する。]
[0022] サーボセクタベースのフライングハイト補償回路214は前段増幅器212からのデータのアナログ−デジタル変換を受信する。この情報から、サーボセクタベースのフライングハイト補償回路214は、少なくとも2つの高調波を呈する4Tプリアンブルを利用してフライングハイト調整値を導出する。図2Bは例示のフライングハイト295を示し、これは読取り/書込みヘッドアセンブリ276とディスクプラッタ278の間の距離となる。本発明の幾つかの実施例では、サーボセクタベースのフライングハイト補償回路214は図3に関して以下に説明する回路と同じように実装される。] 図2B 図3
[0023] 動作において、読取り/書込みヘッドアセンブリ278は適切なデータトラックに隣接して位置され、ディスクプラッタ278上のデータを表す磁気信号は、ディスクプラッタ278がスピンドルモータ272によって回転されるのにつれて読取り/書込みヘッドアセンブリ276によって検知される。検知された磁気信号は、ディスクプラッタ278上の磁気データを表す連続的な瞬時アナログ信号として提供される。この瞬時アナログ信号は読取り/書込みヘッドアセンブリ276から読取りチャネル回路210に前段増幅器212を介して転送される。前段増幅器212はディスクプラッタ278からアクセスされる瞬時アナログ信号を調節するよう動作できる。さらに、前段増幅器212は、ディスクプラッタ278に書き込まれることが定められた読取りチャネル回路210からのデータを調節するように動作できる。今度は、読取りチャネル回路210は受信アナログ信号を復号及びデジタル化して、ディスクプラッタ278に元々書き込まれている情報を再生成する。このデータは読取りデータ203として受信回路に供給される。書込み動作は実質的に先の読取り動作の逆であり、書込みデータ201が読取りチャネルモジュール210に供給される。読取り及び書込み処理中(又はオフライン期間中)、サーボセクタベースのフライングハイト補償回路214はプリアンブルパターンを受信する。プリアンブルパターンは、離散フーリエ変換を用いて少なくとも2つの非ゼロの高調波を導出するために解析される。2つの高調波の間の比が計算され、計算された比は何らかの変化を検出するように以前に特定された比と比較される。以前に特定された比は既知のフライングハイトに関連付けられ、このように、検出された変化はフライングハイトの変化に対応する。検出された変化に基づいて、対応するフライングハイト調整値が計算され、適用される。動作において、前述のフライングハイト調整は検出される変化を減少させるよう動作する。関心事として、サーボセクタベースのフライングハイト補償回路214は標準読取り処理及び標準書込み処理のいずれか又は両方の間に閉ループフライングハイト制御に備える。]
[0024] 図3に関して、サーボ系フライングハイト制御回路を含むデータ処理回路300が本発明の1以上の実施例に従って図示される。サーボ系フライングハイト制御回路に加えて、データ処理回路300はアナログ−デジタル変換器310及びデジタル位相ロックループ回路340を含む。含まれるサーボ系フライングハイト制御回路はメモリ315、位相/周波数オフセット計算機345、補完フィルタ320、サンプル平均回路325、離散フーリエ変換回路330、高調波比計算回路335、当初高調波比メモリ350、及び比較器355を含む。アナログ−デジタル変換器310は入力305を受信する。アナログ−デジタル変換器310はアナログ入力を受信してサンプリングクロック342に基づいてアナログ入力をサンプリングすることができる任意のアナログ−デジタル変換器であればよい。ここに与えられた開示に基づいて、当業者であれば、本発明の異なる実施例に従って使用される種々のアナログ−デジタル変換器を認識するはずである。サンプリング処理によって入力305に対応する一連のデジタルサンプル312が生成される。場合によっては、入力305は磁気記憶媒体からの情報を検知する読取り/書込みヘッドアセンブリ(不図示)から導出される。検知された情報は読取りチャネルにおいてアナログフロントエンド回路(不図示)によって入力305に変換される。ここに与えられる開示に基づいて、当業者であれば入力305の可能性ある種々のソースを認識するはずである。] 図3
[0025] デジタルサンプル312はデジタル位相ロックループ回路340に提供される。デジタル位相ロックループ回路340はデジタルサンプル312に基づいてサンプリングクロック342の位相及び/又は周波数を調整するよう動作できる。ある場合では、デジタル位相ロックループ回路340は、位相及び/又は周波数情報が引き出されるプリアンブルパターンを検出するよう動作できる検出器を含む。これは受信データストリームからクロックを受信するための当技術で周知の任意の処理を用いてなされ得る。例えば、デジタル位相ロックループ回路340は既存のハードディスクドライブシステムで使用されるプリアンブル検出器及びロック回復回路と調和して実装される。同時に、デジタルサンプル312はメモリ315に記憶される。メモリ315は任意のタイプのメモリであればよい。本発明のある実施例では、メモリ315はランダムアクセスメモリである。本発明の特定の実施例では、ランダムアクセスメモリはFIFOメモリとして構成される。]
[0026] サンプリングクロック342が位相及び周波数オフセット計算回路345に供給される。位相及び周波数オフセット計算機345は、メモリ315に記憶された各サンプルについて位相オフセットを識別するように動作できる。位相オフセットはデジタルサンプル312の特定の1つをサンプリングするのに使用されたサンプリングクロック342のインスタンスと、サンプリングクロック342の同期されたインスタンスとの間の位相差である。例えば、デジタルサンプル312の多数のインスタンスを処理した後に、サンプリングクロック342は入力305に同期したとみなされる。この処理中、サンプリングクロック342の位相は、デジタルサンプル312の第1のサンプルがメモリ315に記憶された時からサンプリングクロック342が同期されるまで、多数度x(即ち、位相オフセット)だけ移動し得る。位相オフセットxの値は以下の導出式に従って計算される。まず、誤差が以降の式によって定義される。



ここで、φ(n)はサンプリングクロック342の位相であり、nはプリアンブルパターンの特定のサンプルを指定する整数である。φ^(n)は以下の式で定義される。



ここで、φ0はφからの初期位相オフセットであり、f0は初期周波数オフセットである。同期が達成された後の位相の(即ち、n1からn2の)平均は以下の式で定義される。



この式において、n1はサンプリングクロック342が同期されたとみなされる点に対応するサンプルであり、n2は同期処理が完了した後に受信されたプリアンブルの後続サンプルである。この式に基づいて、φ0及びf0は以下の式を用いて推定できる。



本発明の特定の一実施例では、n1及びn2に対する値はそれぞれ66及び104である。前記を代入することにより、位相オフセットに対する値は以下の式に従って計算できる。



ここで、n3はn1より小さい。]
[0027] 計算された位相オフセット値xは、サンプリングクロック342の同期されたインスタンスを用いてサンプリングされた後続サンプルに一致するように第1のサンプルを補完する補完フィルタ320に供給される。補完フィルタ320は、所定の位相に対応する受信サンプルを補完することができる周知技術による任意の回路であればよい。(nの異なる値に対応する)異なる位相オフセット値は、サンプリングクロック342が同期される前に生成されたデジタルサンプル312のそれぞれのサンプルの各々に対して特定される。従って、例えば、サンプリングクロック342の位相は、デジタルサンプル312の第1のサンプルがメモリ315に記憶された時からサンプリングクロック342が同期されるまで、多数度yを移動し得る。同様に、値yは、サンプリングクロック342の同期されたインスタンスを用いてサンプリングされた後続サンプルに一致するように他のサンプルを補完する補完フィルタ320に供給される。この補完処理はサンプリングクロック342を同期する前に受信された多数のサンプルに適用される。]
[0028] サンプリングクロック342の同期ステータスはプリアンブル/同期確立信号360によって示される。プリアンブル/同期確立信号360は、ループのフィードバック誤差が所定の閾値を下回ったときにデジタル位相ロックループ回路340によって宣言される。サンプリングクロック342が同期されると、同期されたサンプリングクロック342によってサンプリングされたデジタルサンプル312はサンプル平均回路325に直接供給され、ここで移動平均が計算される。さらに、補完フィルタ320を用いて補完されたサンプルはサンプル平均回路325に供給され、ここでも同様にそれらは移動平均に補完される。平均化処理は周期毎に行われる。従って、例えば、4Tプリアンブルパターン(即ち、反復する8個の位置パターン、++++−−−−)が採用される場合、移動平均は各位置に1個ずつ8個の平均サンプルを含むことになる。この平均化の一例は図4に関して以下に提供される。] 図4
[0029] 移動平均に十分なサンプルが補完されると、移動平均サンプルは離散フーリエ変換回路330に供給される。離散フーリエ変換回路330は受信サンプルに対応付けられる2以上の高調波を計算する。4Tプリアンブルパターン(即ち、ハーフレートプリアンブル)の場合では、8個の受信サンプルは4個の高調波を導出することができる。第1高調波及び第3高調波は非ゼロであり、フライングハイトの誤差が特定される比を生成するのに有用である。従って、4Tプリアンブルが使用される場合によっては、第1高調波及び第3高調波のみが計算される。計算された高調波は所定の高調波比を計算する高調波比計算回路335に供給される。4Tプリアンブルの例を用いて、高調波比は以下の2つの式のいずれかに従って計算できる。
計算された高調波比=log(第1高調波/第3高調波);又は
計算された高調波比=log(第3高調波/第1高調波)]
[0030] 対応する元の高調波比は起動時に計算されメモリ350に記憶されている。元の高調波比は同様に計算されるが、読取り/書込みヘッドアセンブリが記憶媒体から既知の距離にある(即ち、元の高調波比が既知のフライングハイト値に対応する)ときに計算される。新たに計算された高調波比は比較回路355を用いて以前に記憶された元の高調波比と比較される。比較回路355の出力は以下の式によって定義される値を呈するフライングハイト調整信号365である。
フライングハイト調整信号=元の高調波比−計算された高調波比
フライングハイトが正しいとき、フライングハイト調整信号365は約ゼロである。従って、フライングハイト調整は、フライングハイト調整回路365の値をゼロに導くことによってなされる。]
[0031] 図4について、フローチャート400は、サーボデータを用いてフライングハイト制御を与える本発明の種々の実施例による方法を示す。フローチャート400に従って、一連のデジタルサンプルが受信される(ブロック405)。一連のデジタルサンプルは記憶媒体から導かれたアナログデータストリームに対応する。一連のデジタルサンプルはプリアンブルパターンの存在について照会される(ブロック410)。ある場合では、プリアンブルパターンは、4個の負サンプルが続く4個の正サンプルの多数のインスタンス(例えば、++++−−−−++++−−−−++++−−−−・・・)を含む4Tプリアンブルパターン(即ち、ハーフレートプリアンブルパターン)である。識別されたプリアンブルパターンを用いて標準同期が実行される。そのような同期はサンプリングクロックの位相及び/又は周波数を調整すること及び当技術で周知の何らかのゲインファクタを調整することを含む。] 図4
[0032] プリアンブル同期が完了するまで(ブロック410)、プリアンブルに対応するサンプルがバッファに記憶される(ブロック415)。これは、全てのサンプルをメモリに記憶すること、及び、同期が完了すると、メモリに記憶されたサンプルのどれがプリアンブルパターンに対応するかを示すことを含む。以下に説明するように、これらのサンプルは、フライングハイト制御を実行するのに使用できる追加サンプルを生成するために同期処理が完了した後に、補完される。プリアンブルパターンにおける幾つかのポイントで同期処理が完了する(ブロック410)。この同期処理が完了すると(即ち、サンプリングクロックが入力データストリームの位相及び周期に同期されると)、プリアンブルパターンの残りのサンプルは追加の補完なしに使用可能であるとみなされて、信頼性あるプリアンブルサンプルの移動平均に補完される(ブロック420)。平均化は周期毎に行われる。例えば、4Tプリアンブルパターン(即ち、反復する8個の位置パターン、++++−−−−)が採用される場合、移動平均は8個の平均サンプル(即ち、各位置に対して1つ)を含むことになる。特定の例として、++++−−−−に対応する8個のサンプルの第1のセットが0.75、0.81、1.11、0.90、−0.70、−0.90、−1.15、−0.90の8個のサンプル値を含み、及び++++−−−−に対応する8個のサンプルの後続のセットが0.75、0.83、1.05、0.90、−0.78、−0.90、−1.09、−0.90の8個のサンプル値を含む。このような場合、移動平均は、++++−−−−に対応する8個のサンプル位置の各々の平均、即ち、0.75、0.82、1.08、0.90、−0.74、−0.90、−1.12、−0.90を含むことになる。++++−−−−に対応する8個のサンプルの各後続セットは現在の移動平均に平均化される。例えば、++++−−−−に対応する8個のサンプルの第3のセットが0.75、0.84、1.08、0.90、−0.76、−0.90、−1.12、−0.90の場合、得られる移動平均は0.75、0.83、1.09、0.90、−0.75、−0.90、−1.12、−0.90となる。なお、前述の数値は単なる例示であり、選択される特定の実施形態に応じてあらゆる値がとられ得る。]
[0033] その後、ブロック415でバッファリングされたいずれかのサンプルがここで補完及び使用されるかが判断される(ブロック425)。補完され得るサンプルがある場合(ブロック425)、それらのサンプルは、それが以前に記憶された(ブロック415)メモリから取得され、補完される(ブロック430)。この補完は、サンプリングクロックに適用される位相及び/又は周波数調整を含む時間内に調整される1以上のサンプルを生成することを含む。このような補完は、補完について任意の周知技術を用いてなされる。サンプルは、補完されると、信頼性があるものとしてみなされて移動平均に取り込まれる(ブロック435)。サンプルは以前に補完された他のサンプルと同じ態様で移動平均に取り込まれる。なお、サンプルの移動平均は、2以上のセクタから引き出されたプリアンブルパターンから、サンプリングクロックの同期前に取得されたデータサンプルから、及び/又はサンプリングクロックの同期後に取得されたサンプルからのサンプルを含むことができる。]
[0034] その後、信頼性ある高調波計算を可能とするのに十分な数の信頼性あるプリアンブルサンプルが収集されたかどうかが判断される(ブロック440)。本発明の一特定実施例では、高調波が計算される前に取得された周期の数は200である。信頼性あるサンプルの数が不十分な場合(ブロック440)、次のサーボデータ(サンプルがそこから受信される)が待機される(ブロック405、410)。一方、十分なサンプルがある場合(ブロック440)、平均サンプルに基づいて少なくとも2つの高調波が計算される(ブロック445)。4Tプリアンブルの場合、第1及び第3高調波を非ゼロの値として4個の高調波が可能である。この場合、第1高調波及び第3高調波が計算される。高調波は当技術で周知のように離散フーリエ変換を用いて計算できる。]
[0035] 非ゼロの高調波の2つが使用されて高調波比を計算する(ブロック450)。従って、プリアンブルが4Tパターンであり第1及び第3高調波が非ゼロである前記の例を用いて、高調波比は以下の2つの式のいずれかに従って計算できる。
計算された高調波比=log(第1高調波/第3高調波);又は
計算された高調波比=log(第3高調波/第1高調波)
記憶デバイスのセットアップ又は初期化中のある時点で、比に関連付けられる理想のフライングハイトとともに対応する比が特定された(例えば、元の高調波比)。例えば、記憶デバイスが電源投入されると、フライングハイトが当技術で周知の任意のアプローチを用いて調整される。この理想のフライングハイトが確立されると、プリアンブル同期及び高調波比計算の処理がこの初期状態に実行される(ブロック405−ブロック450)。]
[0036] 新たに計算された高調波比(ブロック450)は当初計算された高調波比から引かれて以降の式に従って誤差を導出する。
誤差=元の高調波比−計算された高調波比
この誤差はフライングハイト調整信号としてフライングハイトコントローラに提供される(ブロック460)。フライングハイトコントローラは閉ループ調整として動作し、誤差がゼロに向かうようにフライングハイトを修正する。]
[0037] 結論として、本発明は、サーボデータに基づいてフライングハイト制御を実行するための新規なシステム、デバイス、方法及び構成を提供する。発明の1以上の実施例の詳細な説明が上記に与えられたが、発明の種々の変形例、修正例及び均等物が発明の精神から変化することなく当業者に明らかとなる。例えば、フルレートプリアンブル(即ち、パターン++−−に対応する2Tプリアンブル)が使用できる。このような場合、単一の高調波のみが計算される。この単一の高調波は、フライングハイトが既知となった時の当初計算された対応の高調波に直接比較される。(新たに計算され、及び当初計算された)高調波がフライングハイト調整信号を生成するために直接比較される場合、高調波比は不要であることが分かる。従って、上記説明は発明の範囲を限定するものとして捉えられてはならず、それは添付の特許請求の範囲によって規定される。]
权利要求:

請求項1
記憶デバイスであって、サーボデータを含む記憶媒体、前記記憶媒体に相対して配置される読取り/書込みヘッドアセンブリ、及びサーボ系フライングハイト調整回路を備え、該サーボ系フライングハイト調整回路は前記読取り/書込みヘッドアセンブリを介して前記サーボデータを受信し、該サーボ系フライングハイト調整回路は受信された該データに基づいて第1の高調波比を計算して該第1の高調波比を第2の高調波比と比較して該読取り/書込みヘッドアセンブリと該記憶媒体の間の距離の誤差を決定するものである、記憶デバイス。
請求項2
請求項1の記憶デバイスにおいて、前記サーボデータがプリアンブルパターンを含み、前記サーボ系フライングハイト調整回路が、少なくとも該プリアンブルパターンに対応する第1のサンプルセット及び該プリアンブルパターンに対応する第2のサンプルセットを受信し、前記第1の高調波比を計算することが、少なくとも前記第1のサンプルセットと前記第2のサンプルセットを平均して平均サンプルセットを生成すること、前記平均サンプルセットに基づいて少なくとも2つの高調波を計算すること、及び前記2つの高調波の比を計算することを含む、記憶デバイス。
請求項3
請求項2の記憶デバイスにおいて、前記平均サンプルに基づいて前記少なくとも2つの高調波を計算することが、離散フーリエ変換を実行することを含む、記憶デバイス。
請求項4
請求項2の記憶デバイスにおいて、前記プリアンブルパターンが4Tプリアンブルパターンであり、前記平均サンプルセットが8個のサンプルを含み、前記少なくとも2つの高調波のうちの1つが第1高調波であり、前記少なくとも2つの高調波のうちの他の1つが第3高調波であり、前記第1の高調波比を計算することが前記第3高調波に対する前記第1高調波の比を計算することを含む、記憶デバイス。
請求項5
請求項2の記憶デバイスにおいて、前記プリアンブルパターンが4Tプリアンブルパターンであり、前記平均サンプルセットが8個のサンプルを含み、前記少なくとも2つの高調波のうちの1つが第1高調波であり、前記少なくとも2つの高調波のうちの他の1つが第3高調波であり、前記第1の高調波比を計算することが前記第1高調波に対する前記第3高調波の比を計算することを含む、記憶デバイス。
請求項6
請求項2の記憶デバイスにおいて、前記第1のサンプルセットが第1のセクタにおけるプリアンブルパターンから引き出されるものであり、前記第2のサンプルセットが第2のセクタにおけるプリアンブルパターンから引き出されるものである、記憶デバイス。
請求項7
請求項2の記憶デバイスにおいて、前記サーボ系フライングハイト調整回路がデジタル位相ロックループ回路を含み、該デジタル位相ロックループ回路がサンプリングクロックの位相を調整して該サンプリングクロックを受信データストリームに同期させ、前記第1のサンプルセットが、該サンプリングクロックが同期される前に受信されたサンプルを補完することによって引き出されるものである、記憶デバイス。
請求項8
請求項7の記憶デバイスにおいて、前記第2のサンプルセットが、前記サンプリングクロックを用いて前記受信データストリームをサンプリングすることから直接引き出されるものである、記憶デバイス。
請求項9
サーボデータに基づいて距離誤差を特定するための方法であって、既知の位置に対する第1の高調波比を提供するステップ、サーボデータを含む記憶媒体を提供するステップ、読取り/書込みヘッドアセンブリを用いて前記記憶媒体から前記サーボデータにアクセスするステップ、前記サーボデータに基づいて第2の高調波比を計算するステップ、及び前記第1の高調波比を前記第2の高調波比と比較して距離誤差を決定するステップを備える方法。
請求項10
請求項9の方法において、前記第1の高調波比が初期段階中に計算される、方法。
請求項11
請求項9の方法において、前記サーボデータがプリアンブルパターンを含み、前記読取り/書込みヘッドアセンブリを用いて記憶媒体からサーボデータにアクセスするステップが、少なくとも該プリアンブルパターンに対応する第1のサンプルセット及び該プリアンブルパターンに対応する第2のサンプルセットが生成されるアナログ−デジタル変換を実行するステップを含み、前記第2の高調波比を計算するステップが、平均サンプルセットを生成するために少なくとも前記第1のサンプルセットと前記第2のサンプルセットを平均するステップ、前記平均サンプルセットに基づいて少なくとも2つの高調波を計算するステップ、及び前記2つの高調波の比を計算するステップを含む、方法。
請求項12
請求項11の方法において、前記平均サンプルに基づいて前記少なくとも2つの高調波を計算することが、離散フーリエ変換を実行するステップを含む、方法。
請求項13
請求項11の方法において、前記プリアンブルパターンが4Tプリアンブルパターンであり、前記平均サンプルセットが8個のサンプルを含み、前記少なくとも2つの高調波のうちの1つが第1高調波であり、前記少なくとも2つの高調波のうちの他の1つが第3高調波であり、前記第1の高調波比を計算するステップが、前記第3高調波に対する前記第1高調波の比を計算すること及び前記第1高調波に対する前記第3高調波の比を計算することからなるグループから選択された計算を実行するステップを含む、方法。
請求項14
請求項11の方法において、前記第1のサンプルセットが第1のセクタにおけるプリアンブルパターンから引き出され、前記第2のサンプルセットが第2のセクタにおけるプリアンブルパターンから引き出される、方法。
請求項15
請求項11の方法において、該方法がさらに、サンプリングクロックを前記サーボデータに同期させるステップを含み、前記第1のサンプルセットが、該サンプリングクロックが同期される前に受信されたサンプルを補完することによって引き出される、方法。
請求項16
請求項15の方法において、前記第2のサンプルセットが、前記サンプリングクロックを用いてサンプリングされた前記サーボデータから直接引き出される、方法。
請求項17
請求項9の方法において、該方法がさらに、前記読取り/書込みヘッドアセンブリから前記記憶媒体までの距離を、該距離の誤差が減少するように、調整するステップを含む方法。
請求項18
サーボ系フライングハイト調整回路であって、プリアンブルパターンの第1の部分に対応する第1のサンプルセットを保持するメモリ、前記プリアンブルパターンの第2の部分に対応する第2のサンプルセット、前記第2のサンプルセットにほぼ等しい位相位置に前記第1のサンプルセットを補完するよう動作できる補完回路、少なくとも前記第1のサンプルセット及び前記第2のサンプルセットを受信し、平均計算を実行し、平均サンプルを供給するサンプル平均回路、前記平均サンプルセットを受信して少なくとも1つの高調波を計算する離散フーリエ変換回路、及び前記少なくとも1つの高調波を以前に計算された高調波の値と比較して距離誤差を導出する比較器を備えた調整回路。
請求項19
請求項18の調整回路において、前記少なくとも1つの高調波が第1高調波であり、前記離散フーリエ変換回路がさらに第2の高調波を計算し、前記以前に計算された高調波の値が以前に計算された高調波比であり、該サーボ系フライングハイト調整がさらに、高調波比計算機を含み、該高調波比計算機が第2の高調波に対する第1の高調波の新たに計算された高調波比を計算するように動作可能であり、前記少なくとも1つの高調波を以前に計算された高調波の値と比較することが、該新たに計算された高調波比を該以前に計算された高調波比と比較することを含む、調整回路。
請求項20
請求項18の調整回路において、さらに、位相ロックループ回路を含み、該位相ロックループ回路が、サンプリングクロックを前記サーボデータに同期させるように動作可能であり、前記プリアンブルパターンに対応する前記第1のサンプルセットが、該サンプリングクロックが同期される前に取得される、調整回路。
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